犬の椎間板ヘルニアのリハビリテーション – ルート動物病院

犬の椎間板ヘルニアのリハビリテーション

2011年2月11日

治療例でも紹介させてもらいましたが、椎間板ヘルニアは後足が麻痺し、
緊急手術になることが多くありますどんっ(衝撃)
足の機能回復は手術の善し悪しだけでなく、手術後のリハビリテーション(以下リハビリ)も重要な要素となります。
一口にリハビリと言ってもマッサージ、赤外線、屈伸運動、バランスボールおよび水泳など様々な種類がありますが、
自宅でも簡単に行えるものを幾つか紹介させてもらいます。
1起立訓練
この訓練を行う際は、後足の裏が地に着くように起立位を維持します(1日、約15分が目標)。
下の写真は手術翌日に訓練している写真です。
kiritui.jpg
2屈伸運動
自転車を漕ぐように足を動かします(20回×3セット)。
jitennsha.jpg
3引っ込め反射の誘発
足先をつまんで、神経と筋肉の運動性を高めます(可能な限り実施)。
hiltukomi.jpg
ひらめき以上の紹介させてもらった3つのリハビリは特別な器具や技術を必要しません。
当院では退院の際に、これらを中心に指導させてもらいご家族に積極的にリハビリに参加してもらいます。
今度は手術前と回復後の足の様子も動画で紹介したいと思いますカチンコ

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